・2017年9月29日(金)~10月2日(月)
・参加者:I、O、M
・行程
29日:馬場島まで移動、仮眠
30日:馬場島6:30→7:00登山口→10:30大猫平11:00→
15:10猫又山
10月1日:猫又山5:20→6:55ブナクラ乗越7:20→9:10赤谷山
10:00→11:30ブナクラ乗越→12:30二股12:45
→馬場島14:40
2日:奈良まで帰る
・Iさんは今回、馬場島に定着し周辺散策されるということで、Oさんと二人で周回コースを歩いてきました。
Iさんに送り出してもらい、それぞれ二日分の水を入れた重たいザックを担いで出発。
林道を30分程進んだところに登山口がありました。
ここから大猫平までは950m、更に大猫山まで250m程の激しい登り。道はしっかりついていました。
最初は元気いっぱいで良いペースでしたが、思いのほか秋晴れの日差しが強く、大猫平に着いたくらいにはバテました。Oさんはちょっと熱中症気味になり、寝っ転がっては進みの繰り返しで、どうにか大猫山まで上がりました。
景色を眺めながら随分長い時間、座り込んで休憩。「今日は猫又まで無理かも。ここら辺でテントを張って明日の赤谷山はもう辞めようか」と悩みましたが、時間がまだ早いことと、Oさんの熱中症の症状が回復してきたこともあり、やっぱり頑張ろう!と猫又山へ向かいました。
目の前に毛勝三山、後立山、剱岳の大展望の稜線歩きです。まだまだ続く登りと所々に出てくる藪に苦しみ、かなりのタイムオーバーとなりましたが、どうにか猫又山の宿泊予定地までたどり着けました。
テント場はロケーション最高。頑張って良かった。テントを張ってすぐにガスが湧き出てき、夜は随分冷え込みました。。
1日は3時に起床。
外を見ると満点の星空で感動しました。目の前の早月尾根を登る人達のヘッドライトの明かりも見えました。
昨日の疲れはすっかり回復。
ブナクラ乗越までは急な下りの連続。藪も多くて痩せた尾根では足下を外さないように
慎重に。なんか熊が出てきそうで気持ちの悪い時もあり、時々Oさんがワンワン犬の鳴き真似をしてくれていました。途中からは笹を刈り払った跡がありました。足下がわかりやすくなったけど、刈り落とした笹が滑る滑る。でも、こんな場所まで草刈りをしてくださった方に感謝です。
ブナクラ乗越に大きな荷物はデポ。赤谷山へ。
一箇所、ちょっと崩れた所があったけど、道はしっかりしていて問題なし。
赤谷山は想像以上に気持ちの良い素敵な場所でした。
ザックを放り出したまま、あっちっこっちウロウロ。「本当、昨日諦めなくって良かったね。」と話しをしながら、景色を堪能していたら一時間も滞在していました。
ブナクラ乗越まで下る間、何組かの登山者に出会いました。皆さん、日帰りみたいです。
最初の二股に着くと、Iさんが出迎えてくれました。Iさんは昨日、中山に登っていたそうです。
ここからIさんに先導してもらい3人一緒に馬場島まで下りました。
馬場島荘で入浴し、テントで楽しくすごしました。Iさんの歌が良かったです。
久しぶりに山でバテてしまいました。しんどくてもう嫌!と思ったけど、下りてみるとまた行きたくなります。今度は違う季節にも行ってみたいです。
記:M