奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

岩のぼり訓練 六甲 保塁岩

6月18日阪急六甲駅に集合。参加:福満。芹沢、松下、小林み

駅からバスにのり、ケーブル下に到着、ケーブルに乗車。すぐの現場に到着。他

のグループが二組きて訓練をしていた。我々もすぐに開始。私ははじめての参加で見学するつもりだったのに、リードできないからとすぐに登れと。しかし登れず。芹沢、松下と続き、他みなさん登れた。こんな具合で午前中に3本、午後に2本。芹沢さんは午前で帰宅。最後は安全のためのプルージックを使った懸垂の方法を教えてもらい、終了。

六甲は交通が便利なためかなり込み合うが、すぐ隣で他の山の会の訓練を見学することもできることはよいこと。

はじめての岩訓練で緊張した。

 

奥ワサビ谷

コース>8:45万歳橋~9:30ワサビ谷出合い入渓~奥ワサビ谷源流部にて昼休憩~桧塚奥    峰~14:30マナコ谷駐車地          

参加者>K,M,T

 少し遅い沢はじめは、膝下の濡れで済む簡単な奥ワサビ谷。万歳橋から入渓すればしっかり濡れてしまうので、短いコースとなるがワサビ谷出合いからの入渓となった。

天気は上々であるが、涼しすぎるくらいで、「なるべく濡れずに行こう」ということで意見が一致。水はそれ程冷たくはないが、みんな揃って水には入らない。それもそのはず、今日のリーダーは沢でも極力水に入らないKさんである。

久し振りの沢靴、慣れないせいかよく滑る。ワサビ谷は超初級で大きな滝もなく、ほとんど直登できる小滝ばかりだが、シャワーしたくないのでつい巻いてしまう。そんなんで沢靴を履いてる意味はあるのか?と思われそうだが、水線を歩けるので、トラバースが多くなる谷沿い歩きとは目線が違い、谷の美しさがより一層感じられるのである。

 左股に2段8m滝のある二股は口ワサビ谷と奥ワサビ谷の分岐。今回は5m斜漠のある右股、奥ワサビ谷を行く。美しくて難しい箇所のないこの谷は癒しの谷。途中、植林帯の平流になるのが残念であるが、しばらく歩くと水流こそ少ないがまた美しい森になり、癒される。詰めあがると源流部の森にでるはずが、最後の二股で左股に入り、奥ワサビ谷と口ワサビ谷の間の尾根に出てしまった。ここはここで千秋峰が見渡せる気持ちの良い尾根。ちょうど団体さんが上がっていくのが見えた。花つきの良いシロヤシオに歓声があがる。靴を履き替え、本来詰めるはずだった源流部の森に向かい、そこでゆっくりランチを楽しんだ。

 あとはのんびりと桧塚奥峰に向かう。奥峰にはたくさんの人。そそくさと後にして、帰路は朝出た尾根から作業道に下りマナコ谷に合流し、テクテク帰りました。楽しい一日をありがとうございました。記)T

 

 

桧塚界隈(個人活動・ハイキング)

コース>8:00万歳橋~奥山谷出合~明神平~桧塚奥峰~桧塚~15:30マナコ谷登山

参加者>0、T

よいお天気になった平日休み。シロヤシオを求めて大好きな桧塚界隈に出かけた。今年のシロヤシオは裏年とのことであるが、咲いてるところには咲いている。谷から尾根に上がるとたくさんの花をつけたシロヤシオが目に飛び込んできた。あっちにもこっちにもシロヤシオヤマツツジも咲いており、青空によく映える。

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お久し振りの明神平を過ぎ、気持ちの良い森の中で鳥の声を聴きながらのんびりとランチを楽しんだあとは桧塚へ向かう。平日とあって、会ったのは一組だけ。静かな山を楽しめた。

 

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奥峰周辺から桧塚はシロヤシオが多く、写真を撮ったり観察したり、なかなか前に進めない。ゆっくりのんびり花を楽しむことができた一日になりました。記)T

 

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台高テント泊

 

参加者 K,K,O,T

日程・コース

5/20 9:30筏場~振子辻~父ヶ谷の高~16:20ブナの平(泊)

5/21 6:20ブナの平~山ノ神ノ頭~馬ノ鞍峰~16:20三ノ公

 

好天に恵まれた二日間、大好きな台高をプチ縦走してきました。

縦走路に乗ってしまえば多少のアップダウンはあるものの、美しい緑、深い森、鳥のさえずり、遠くまで連なる山々。やっぱり台高はいいなあ、と喜びをかみしめつつ、でもやっぱりアップダウン多いなあ、ああしんど。と思いつつ、今夜の寝床、ブナの平に到着。谷の水は豊富で、ブナの多い台地はテントに最適。夜中に鳴いていた、ちょっと物悲しいような鳥の声は、あとで調べたらトラツグミでした。

花は、ちょうど見頃のシャクナゲが本当に美しく、縦走路のいたるところで咲いていました。シロヤシオも見られましたが、今年はやはり裏年のようで、ちょっと残念。

とても楽しく充実した2日間でしたが、いくつか反省点もありました。地形図上の間違いやすい箇所に印をしてあったのにも関わらずルートミス。しっかり地形図を見ていたつもりなのに、枝尾根にはいったり、行き過ぎたり。いずれもすぐに気が付きましたが、コンパスで確認して、若干方向違っているのにテープやロープがあったため安心してしまったという間違いもありました。

そして地池越で水の補給ができなかったこと。もっと谷を下って探せば補給できたと思うのにしなかったことで、あとあと水が足りなくなり、分け合ってしのげたものの、大きな反省点となりました。助けていただいた仲間に感謝です。記)T

 

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岩トレ 烏帽子岩

 山行日:2017・5・14(日)

 参加者:F、M

 概要:Fさんにトップロープを張ってもらい6~7本、ルートを変えて

    練習しました。

    ほぼ途中で行き詰まり、岩にしがみついたまま動けない感じになって

    しまいました。

    ロープの扱いに関しても、岩の登り方に関しても、今後もっと勉強したいと

    思います。

 

                             記:M

 

立山三山・奥大日岳

メンバー:K、I、S、F

 

GW に立山に行ってきました。

5月2日午後10時に近鉄高の原駅を出発。翌午前3時に立山駅駐車場に着いた。

2時間程仮眠し、駅に向かう。

切符売り場は大混雑。交代で並んでなんとか切符を購入した。

 

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雪の大谷

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室堂から1時間弱歩いて、9時45分に雷鳥沢のキャンプ場についた。

最近撤収したと思われる設営跡を拡張して利用したので、少ない労働で済んだ。

昼寝したり、周辺の山々を眺めたりしてのんびりと過ごす。

夕食はKさんに準備していただいた鍋。とても美味しかったです。

今回は朝夕食すべてKさんに準備していただいてとても助かりました。

Iさんはいつもどおりウィスキーをたくさん持ってきていました。

 

20時前に就寝。

 

 

4日

 

4時起床。5時20分に一ノ越に向けて出発。

奥大日岳が綺麗に見える。写真ではわかりにくいのですが、雪庇がすごいです。

 

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途中、雷鳥もいました。

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6時30分、一ノ越。少し休憩して雄山に向かう。

7時50分、雄山に到着。

 

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北アルプスの山々を背景に記念撮影

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休憩後、大汝山へ向かう。

今回、稜線は非常に歩きやすく、危険を感じるところはほとんどなかった。

 

 

真砂岳の手前、大走りから下るIさんとSさんと別れる。

10時真砂岳着。

 

別山直下の巻き道が大分悪そうなので、素直に別山に登る。11時着。

初めて間近に剣岳を見た。Kさんに八ツ峰とか源次郎尾根とか教えてもらった。

 

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剣御前小屋から雷鳥坂を下り、12時30分にテント着。

コンディションが良かったので、思っていたより全然早かった。

最後の下りが雪が柔らかくなっていてズブズブだったので一番しんどかった。

 

日焼けがひどかったのでこの日の午後はなるべくテントの外に出ないようにして過ごす。明日は曇ってほしいと願ってました。

 

夕食後、19時30分就寝。

 

 

5日

この日も4時起床。5時20分出発。

朝は雪が締まっていて非常に歩きやすい。

小一時間で稜線に出た。遠目ではトレースあるのか心配だったが全然大丈夫だった。

この日は程よく雲が出ていて本当に助かった。

 

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2時間ちょっと歩いて山頂に着いた。日本海が結構近くに見えました。

山頂からは早月尾根の全貌が見渡せた。長くてしんどそうだ。

来た道を下って、9時50分にテント場着。

 

翌日は朝から雨の予報だったので、この日のうちに立山まで降り、麓のキャンプ場で一泊して奈良に帰りました。

 

立山は初めてでしたが、天気が良く景色を楽しめたので良かったです。

参加の皆さま、お世話になりました。ありがとうございます。

 

記:F

 

駒形岩(自主活動)

4月30日、自主活動で駒形岩に行ってきました。

落ちそうな石があるとのことで注意の張り紙がありました。

そのせいか他のパーティはおらず貸し切り状態。

 

 

1、イグジット 5.9 マスター ○

2、斜陽 5.9 ○ (4ピン目 長ヌンチャク)

3、サイレントティアーズ 5.11a ×

4、もうかりまっか 5.11a ×

5、チンケなボルト 5.10b ○

6、百合の花 ×

7、あきまへんわ 5.9 ○

 

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ムーブを忘れていて、あまり登れず。

次回頑張りたいと思います。

天気もよく、快適な気候でした。

 

 記:F