奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

大谷山~赤坂山

日時     2024年3月15日・16日

参加者    T・Kt・H・M・O

コース    石庭大谷山登山口7:15 ~ 展望コース分岐 ~ 9:42大谷山 ~

       10:40寒風 ~ 11:26粟柄越11:43 ~ 11:54赤坂山12:13 ~

       13:07ブナの木平 ~ 14:00赤坂山駐車場

3月15日 赤坂山の登山口駐車場に22時頃待ち合わせ。

奈良組・三重組ともにハプニングありましたが無事に駐車場で合流。

駐車場にテントを張り簡単な打ち合わせをして就寝。

3月16日 5時に起床。朝食後にテント撤収し大谷山の石庭登山口に移動。

害獣よけの柵を開け登山開始です。杉林の中の道は良く踏まれていて所々に標識も

あり迷うことはない。杉林を抜け明るい広葉樹林の中落ち葉を踏みしめてゆるゆる

登ります。展望の良い場所に出るとメタセコイヤの並木と琵琶湖が見えている。

しばらくすると深く削られた登山道に雪が残っていて、緩んだたまり雪に足を取ら

れる。雪のない斜面のあちらこちらにイワカガミの群落が見られる。花の時期にきて

みたい。田屋城の分岐辺を過ぎ704m(白石平)で休憩。風が強くなってきた。

展望コース分岐を右にとりマキノの街並みを見下ろすが霞んでいて残念。

大谷山に着くと一気に展望が開けこれから行く赤坂山方面が一望できる。

登り始めは曇りだった空も青空になり、雪で倒されたススキの中を寒風へと歩く。

粟坂越までは適度なアップダウン。遠くに見えていた赤坂山や鉄塔がだんだんと近

づいてきて楽しい稜線だ。

粟坂越で風を避けて昼食をとった後赤坂山へと登る。

赤坂山で地元の人に色々と話を伺う。あと45分でもしかするとブルーインパルスが見

えるかもしれないと聞いたがもうお昼は食べてしまった。

下山途中に大きな音が聞こえたが姿は見えなかった。地元の方も山頂で待っていたが

やはり音だけだったそうだ。

ブナの木平の東屋を過ぎ、階段を下りスキー場の駐車場へと戻る。

スキー場にある温泉でさっぱりし、石庭へ車を回収に行って解散。

企画してくれたTさんはもっと雪があると思っていたといわれるが、高島トレイルの

一部を歩けてとっても楽しめましたよ。

低山だけど冬はたっぷりの雪、春はイワカガミ、イワウチワ、イカリソウなど沢山の

花々。秋はブナ林やすすきの稜線。紅葉の時期はメタセコイヤで大渋滞らしいが、

季節を変えて何度か訪れたい山である。

                                 記録 O