奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

岩トレ  六甲保塁岩

 

・2017年9月3日(日)

・参加者:F、M

今回は、歩荷トレを兼ねてケーブル駅から上まで歩きました。

練習場所に着いてから、まず懸垂下降で下り、その後で何本か登る練習を

させてもいました。懸垂のセットはいつも見ているだけだったので手順がわからず

たつきました。見てわかったつもりでいても、自分でしようと思うと全然わかっていなかったんだな~と思いました。覚えておかないとダメですね。

午後からFさんがアブミを使っているのを見ましたが、難しそうだと思いました。

基本のところが間違いなくスムーズにできるように頑張りたいです。

 

記:M

 

 

雨飾岳

参加:K,O,M,Km

今年は空梅雨だったのに、なんだかおかしな天候になっている。東日本は雨ばかり。西日本は晴れて暑い。この前の白馬のときは台風5号が近づいてきて天候に恵まれず。

今回はあの台風が上空をかきまぜ高気圧がどこかにいってしまい、低気圧が長く居座る。南アルプスののこぎり岳を予定していたが、天候のため中止。計画を裏つるぎから水平道に変更としたら、なんと通行止め!立山から薬師岳の縦走に変更になった。

しかし天候しだい、とりあえず信州に向かって出発。

8月17日、21時30分に名張駅に集合。Oさんの車で北陸道を経て立山へ。

8月18日3時ごろ立山に到着、駐車場内で仮眠。

6時起床、ロープウェイの出発を待つ。8時室堂に着。真っ白、雨。とりあえず一の越まで行くことになった。8時45分出発。昨日は晴れていたらしい、くやしい・・・・。

9時45分一の越山荘前。これからどうするか?薬師岳中止、今日は室堂泊。ここから龍王岳、浄土山を経て室堂へ。雨、風強く、浄土山の途中では方角確認!

14時ごろ?雷鳥沢テント場に到着。テントを張っていると雨がまた降ってきた。

ガスをつけて濡れたものを乾かす。タープを張っていたが、なんだか浸水!Kさんのザックが濡れて、Oさんのマットが濡れて、おいおいエアーマットの上以外は浸水状態。何回もぞうきんでの排水作業。明日はどうなりますやら。

夕食メニューは、貝柱炊き込みごはん、味噌汁。

朝食メニューは、蒸しパン1/4、魚ソーセージ1/2,スープ

8月19日夜間は星が少し見えていたらしいが、天候の回復はあまり望めないよう。

室堂をあとにして雨飾山のことを考え、山のふもとのキャンプ場へ移動。

途中道の駅で、トマトやつけもの、おやつ買ってしまった。(まだ行動食がたくさんのこっているのに)キャンプ場に到着後テントやザックなど全部乾かす。晴れ間があり、すぐに乾いた。明日への天候回復に期待して、この言葉は聞き飽きたくらい。

バイトの兄さんの情報で明日午前中はなんとかもちそうだと。

午後は夕方5時くらいまで雨飾山を下山してくる人がたくさんいた。下山後テント泊していく人も多いようだ。

夕食メニューはアルファ米のカレーピラフ1/2袋、味噌汁、購入したトマト、つけもの、チーズちくわなど。20時消灯。

8月20日4時30分起床,朝食メニューは、どんべえこうどんともち。

5時35分出発、晴れている。午前中はもちそうだ。登山入口はすぐ近く。雨つづきでぬかるんでいる、靴がどろだらけ、滑るといやだーと思いつつ進む。荒菅沢(雪渓大きい)を経て、雲が下りてきている。きつい登り布団菱すぎると笹平。8時50分山頂に到着。雲の中から数秒単位で後立山が姿を現す。また消え、現すの繰り返し。数秒単位の景色にみんなで喜びの叫びをあげる。9時20分ごろ下山。滑っておしりを汚さないように・・・・12時キャンプ場に戻った。テントを片付けて帰路へ。otari道の駅で食事(おいしい)

みなさまおつかれさまでした。

バリゴヤ谷

参加者:K林た、S澤、K林み、O西、M下

日程:2017年8月6日

 

9時、モジキの出合いから左岸の道を少し歩き、堰堤から入渓する。

小さな滝、ナメ滝をいくつか越える。巻き道にはフィックスロープもかかっている。

途中、適当な大岩の所でK林さんに指導してもらって懸垂下降の練習をさせてもらう。

バリゴヤ谷に入ってから水の流れが無くなり、しばらく涸れ沢の急登となる。

目の前を塞ぐ大きなチョックストーンが出てくる。

チョックストーンを越えてそのまま上がればバリゴヤの頭手前のコルにたどり着くが、

今日はそこまで行かず、西へトラバースし南谷の南側の尾根に乗る予定。

泥壁のところをK林さんトップでロープを張ってもらい順番に上がる。

そこからもズルズルドロドロの草付きが続き、そのあとシャクナゲの藪こぎ。

シャクナゲを掴みながら高度を上げていくと大きな岩で進めなくなり、西向きに

トラバースするとテープ印のある尾根に乗った。

ぴったり下山に使う予定の尾根のよう。そのままスムーズに16時、下山することができた。

 

記:M下

白馬大池から清水岳

参加:K,S,T,O,M,Km,

7月28日21時30分榛原に集合、関でOさんの車と合流。東海北陸道を経て、宇奈月温泉駅に到着。駐車場内の車の中で1,5時間ほどの仮眠。宇奈月温泉駅から乗換で約4時間以上かけて南小谷駅到着、予約したタクシーにて栂池高原リフト乗り場へ。ロープウェイに乗り、11時30分ごろロープウェイ駅に到着。天気は曇りだが今にも降りそうな感じ。山歩きが始まる。しばらくすると雨が降ってきた。

久しぶりの重いザックでの歩きと睡眠不足でしんどい、でもTさんは片手に傘をさしてひょいひょい歩いている。

12時45分天狗ケ原着、雨は小雨、周りは真っ白。

14時乗鞍岳ケルン、まもなく大池か。真っ白で池のそばに来るまで、池がわからない。

14時45分白馬大池山荘前のテント場に到着。雨は小雨、しばらく休憩後、雨がやみ周りの景色が見え始めた。明日への天候回復を願いつつ、大池に行くと、なにやら泳いでいる。サンショウウオらしい、小さくてかわいい。みんなで記念撮影。

夕食メニューはシーチキントマトカレー、白米。アルコール。

朝食メニューは白米と、鳥肉混ぜご飯。ともに炊き込まず、別にしておくと、鍋の処理がしやすかった。

夜間は風が強かった。

7月30日朝4時起床、6時出発。曇り、少し空が明るい。天気はどうかな。今日は長い行程だ、清水岳周辺は花で有名なところ、楽しみだけど、体力不安あり。

 

しばらく歩くとTさんが体調不良、下山することになった。高山病?睡眠不足かな。

蓮華温泉方面に下山、11時のバスで平岩へ、JRや乗換で宇奈月につくと、夕方だった。温泉に入ったあと、このまま帰宅は夜遅くなるため、どこかでキャンプをすることになり、地元の人から墓木キャンプ場を知り、テント泊する。ここは無料開放場、芝生、水あり、しかし暑い、虫多い。以外はよいところ。

残りの食材でごちそうやらアルコールなど。

夕食メニューは高野豆腐のベーコンまき、和風はるさめ(蒲田醤油)

Mさんの熊本土産の鶏肉がおいしい。

7月31日帰路へ。

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三方崩山

参加者:O・M

日程:2017年6月24日(土)

行程:道の駅飛騨白山6:00→登山口6:25→山頂10:00~10:50

   →登山口13:25→道の駅飛騨白山13:45

23日、前夜から道の駅で車中泊

24日、道の駅から国道を渡ってすぐの林道へ入る。道が悪いと聞いていたので徒歩で

登山口へ向かったが、車でも問題なさそうだった。奥に駐車スペースも。

ブナ林の中はハルゼミの声が賑やか。延々と登りが続き地味に疲れる。

 

ブナ林を抜けるといきなり天望が開け、目指す山頂が目に飛び込んできた。

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谷から吹き上がってくる風がひんやり気持ちよい。

稜線上は痩せ尾根ありちょっとした岩場ありでおもしろい。

山頂の奥に別山、白山の姿がチラチラ見える。

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イワカガミ、ツツジタムシバが咲いていて、大峰や台高、鈴鹿とは2ヶ月くらいの

時期のずれがあるみたい。

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山頂でゆっくり休憩し下山。

下りはこんなに登ってきたっけ?と思うくらい長く感じたが、きれいなブナ林、痩せ尾根、天望。変化に富んだ面白い山だった。

記:M

 

 

 

岩のぼり訓練 六甲 保塁岩

6月18日阪急六甲駅に集合。参加:福満。芹沢、松下、小林み

駅からバスにのり、ケーブル下に到着、ケーブルに乗車。すぐの現場に到着。他

のグループが二組きて訓練をしていた。我々もすぐに開始。私ははじめての参加で見学するつもりだったのに、リードできないからとすぐに登れと。しかし登れず。芹沢、松下と続き、他みなさん登れた。こんな具合で午前中に3本、午後に2本。芹沢さんは午前で帰宅。最後は安全のためのプルージックを使った懸垂の方法を教えてもらい、終了。

六甲は交通が便利なためかなり込み合うが、すぐ隣で他の山の会の訓練を見学することもできることはよいこと。

はじめての岩訓練で緊張した。

 

奥ワサビ谷

コース>8:45万歳橋~9:30ワサビ谷出合い入渓~奥ワサビ谷源流部にて昼休憩~桧塚奥    峰~14:30マナコ谷駐車地          

参加者>K,M,T

 少し遅い沢はじめは、膝下の濡れで済む簡単な奥ワサビ谷。万歳橋から入渓すればしっかり濡れてしまうので、短いコースとなるがワサビ谷出合いからの入渓となった。

天気は上々であるが、涼しすぎるくらいで、「なるべく濡れずに行こう」ということで意見が一致。水はそれ程冷たくはないが、みんな揃って水には入らない。それもそのはず、今日のリーダーは沢でも極力水に入らないKさんである。

久し振りの沢靴、慣れないせいかよく滑る。ワサビ谷は超初級で大きな滝もなく、ほとんど直登できる小滝ばかりだが、シャワーしたくないのでつい巻いてしまう。そんなんで沢靴を履いてる意味はあるのか?と思われそうだが、水線を歩けるので、トラバースが多くなる谷沿い歩きとは目線が違い、谷の美しさがより一層感じられるのである。

 左股に2段8m滝のある二股は口ワサビ谷と奥ワサビ谷の分岐。今回は5m斜漠のある右股、奥ワサビ谷を行く。美しくて難しい箇所のないこの谷は癒しの谷。途中、植林帯の平流になるのが残念であるが、しばらく歩くと水流こそ少ないがまた美しい森になり、癒される。詰めあがると源流部の森にでるはずが、最後の二股で左股に入り、奥ワサビ谷と口ワサビ谷の間の尾根に出てしまった。ここはここで千秋峰が見渡せる気持ちの良い尾根。ちょうど団体さんが上がっていくのが見えた。花つきの良いシロヤシオに歓声があがる。靴を履き替え、本来詰めるはずだった源流部の森に向かい、そこでゆっくりランチを楽しんだ。

 あとはのんびりと桧塚奥峰に向かう。奥峰にはたくさんの人。そそくさと後にして、帰路は朝出た尾根から作業道に下りマナコ谷に合流し、テクテク帰りました。楽しい一日をありがとうございました。記)T