奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

台高・馬の鞍峰

日時:2023年11月19日(日)

参加者:Kt,M,TE,F

コース 三ノ公登山口8:10~~カクシ平9:30~~11:10馬の鞍峰~~

    ~~(尾根筋で昼食)~~~14:10登山口

18日からの弥山川が土曜日の天候不良で中止、急遽日帰りで馬の鞍峰に変更。登山口かカクシ平までの道は比較的整備はされているが、一部の梯子は劣化で渡るのがヒヤヒヤである。カクシ平から先は落ち葉で道が隠れた急斜面を登っていく。

風は思った程でも無く、日差しもあり陽だまりは暖かさも感じられる1日であった。



 

 

青根ヶ峰・紅葉の西行庵  

日時     2023年11月25日(土)

参加者    Kt・Sm・H・Ss・O

コース    あきつの小野公園8:28~8:36蜻蛉の滝~9:50仏ヶ峰~

       10:50青根ヶ峰11:04~11:32西行庵~11:50金峰神社12:30~

       12:55青根ヶ峰~14:38あきつの小野公園

天気予報では寒波が降りてきているとの事。冬に向けて耐寒トレーニングをしま

しょうと大峰に集まったのでけど、思ったより寒くない。でも山の上はきっと風

が強くて寒いだろうと防寒着を持って公園をスタート。行きは尾根コースを選択。

蜻蛉の滝は大きくすぐそばに作られたテラスからは写真に納まらない。

登り始めは石で作られた急な階段が続き、途中落石で手すりも崩れています。

役の行者が大峰山の開山前に修行をしたという聖天岩屋を過ぎ、仏ヶ峰へと進む。

尾根に乗ると傾斜は緩やかになり、踏み跡もはっきりしていると思っていたら、

道幅がだんだん広くなり車の轍まであります。ほどなく車道に合流し、車道を渡って

階段を登っていくと858m青根ヶ峰到着。

奥駆け道を金峰神社へと歩いているとだんだん人が多くなってきます。

吉野山の奥千本のようで桜の植樹もされており春に訪れるのが楽しみです。

西行庵の紅葉は本当に見事でとってもいい雰囲気。

金峰神社の休憩所でお昼にしました。Smさんがお餅入りのぜんざいを作ってくれて

美味しく頂きました。

青根ヶ峰まで戻って帰りは谷コース。急なところもなく2時間ほどで公園に到着。

お天気が悪くなる前に下山でき、晩秋の快適な山行になりました。

                             記録 O

プチ大峰奥駆け(釈迦岳~弥山)

日時:2023年11月11日(土)~12日(日)

参加者:Sr、Kt、Se、Y

コース:1日目 太尾登山口7:10~9:10釈迦岳9:35~10:50孔雀覗き

    ~12:30楊子ガ宿小屋~15:40八経岳~16:20弥山小屋(泊)

    2日目 小屋7:00~7:45狼平~8:30頂仙岳~11:50川合

早朝5時に天川村役場に集合、車をデポの為1台で太尾登山口へ向かう。2時間かかって

登山口へ到着、風強く寒いなか準備をして出発。ガスで全く眺望の無い中、黙々と登ってゆく。予定とおり約2時間で釈迦岳に到着、ここからが縦走のスタート。すぐに急激な下り、孔雀を超すまでは岩場があり慎重に進むが風が強く、時々帽子が飛ばされそうになる。岩場には鎖や梯子があり注意していけば問題ないが、想定外の時間がかかり、昭文社の地図タイムでは1時間弱で通過出来るようになっているが、約2時間を要した。

(歩くスピードは普通より少し早めのはずであったが?)孔雀から先も時間を気にしながら早めに歩く。天候は午後は天候回復を期待したが、時々陽がさす程度で曇天の中を進む。仏生岳以降は山腹を歩くことが多く強風からは逃れるが、景色はガスで殆ど見えずであった。縦走路では誰一人会わなかったが、八経岳ではさすが人がみられた。小屋へは思ったより遅く到着、きょうが営業最終日であるが、多勢の泊まり客があった。

夜中に少し星が見れたそうだが、朝から霧雨、早々に弥山神社にお参りして出発。昼までに下山をめざして下るが、雨にぬれた道はずるずると滑り、頂仙岳から下の木の階段は非常に滑りやすく四苦八苦しながら下山。栃尾辻からは昔は天川の村が見下ろせたはずだが、全くみえず、60年前(?)の記憶とは大違い。最後に林道が出現、Yさんが路線バスが走っていたとの話があって、そんな馬鹿な、間違いでしょうとの反論をしていたら、道路の標識に「大峰高野すずかけライン」の文字がありびっくり。!!川合にはほぼ予定とおり到着。初日にちょっとしたハプニングのため洞川でガソリンを調達して太尾へ戻り、帰路へ。

記:Kt

 

 

 

トサカ尾~鉄山

日時     2023年10月28日(土)

参加者    Kt・M・Y・U・I・O

コース    川迫川トイレ前7:53→8:05川迫ダム→11:32迷い岳→

       14:00鉄山 → 16:19大川口

 

大川口に車を2台デポして川迫ダム近くのトイレ前に集合して出発。川迫ダム

まで河原を歩く。水は右岸に少し流れているだけで、ダム手前で一か所渡渉

するだけでよかった。ダム施設の裏にある急な階段を登り終えると左手に尾根

へと続く登山道がある。尾根に乗るまではひたすら急登で息は上がるし汗かく

しすでにヘトヘト。

尾根を登り始めてすぐにキレットを降りる。二か所ロープがかけられているが、

新しいロープが懸かっている右側は降りる所が切れ落ちているので、左側のロープ

を使って下降する。こちらは手や足をかけるところが程よくあり全員無事通過。

トサカ尾の尾根は大きな岩が多く、岩を巻いたりよじ登ったりしながら高度を上げる。

迷ケ岳は苔むして倒木も多く広尾根なので道がはっきりしない。

コンパスを合わせながら香精山の下1700mラインを鉄山へトラバース。

ガスも晴れて大峰の山々が秋色に染まっています。

鉄山からの下山は木の根っこだらけの激下り。疲れた足で転ばないよう慎重に下山

しました。陽が落ちる前に大川口に着き、デポした車でトイレ前に移動し解散。

皆さまお疲れさまでした。

                                 記録 O

 

笠ヶ岳

・日時:2023年10月6日(金)~8日(日)

・参加者:KM、MY

・コース

10月6日(金)新穂高温泉登山指導センター10:35~ワサビ平12:00~鏡平山荘15:00

10月7日(土)鏡平山荘7:00~弓折乗越7:50~笠新道分岐11:30~ 笠ヶ岳テント場13:10

       笠ヶ岳山荘14:00~  笠ヶ岳14:20~テント場15:00

10月8日(日)テント場7:34~笠新道分岐8:35~笠新道登山口12:20~指導センター13:15 

 

・概要

10月6日から9日の3泊4日で双六~笠ヶ岳周回を予定していたが、天気が安定せず 行程変更の相談をしながら新穂高温泉へ向かう。6日の午後からやや回復傾向にあり7日は天気がもちそうな為、 双六に行くのは諦めて笠ヶ岳のみを目指そうということになる。 一日目ワサビ平までの予定であったが鏡平山荘素泊まりに変更。

駐車場到着後、鏡平山荘に 予約の電話を入れたところ「部屋は空いているが前日の雪が山荘前でも15~20cm積もっている。稜線に上がればもっと雪が深いし明日の朝は一旦緩んだ雪が凍結する。今日は引き返す人も多い。無理だと思ったら迷わず引き返してください。」 と 言われる。

小雨降るなか雨具を着用し出発。高度を上げるにつれて積雪が増えるが雪は緩んでおり問題なし。山荘へ到着後、受け付けのお姉さんにも「明日、笠ヶ岳へ行くのはお勧めできない。」と言われ「状況をみて無理だと思えば引き返します」と返答。心配になる。

夕方、雨が止んでいた為、鏡池を見に行く。三脚を立てたカメラマン等で賑わっていた。

7日、天気は良さそう。山荘前の木道上は雪がカチコチになっており滑らないよう慎重に歩く。稜線に上がってからも風が無く穏やか。笠方面にも新しい踏み後がついており少しホッとする。槍穂高、双六がきれいに見える。

途中で5~60代くらいの男女二人組に追いつく。話を聞くと「笠方面に少し行ってから引き返し、今日は双六小屋に泊まる」と言われ、元気だなあと感心する。        

大ノマ岳~抜戸岳の間、雪をかぶったハイマツが登山道を塞いでいる場所が多数あり。身体もザックも引っ掛かり跳ね返されるし、上に乗ったらゴムのようにブヨブヨするし体力を消耗する。笠新道分岐までは想像以上に時間と体力を要した。

笠新道分岐まで来ると笠新道を上がってきた登山者が多く一気に人が増える。

ガスがはれた瞬間の笠ヶ岳が大変美しい。


 

 

 

テントを張った後は空身で山頂へ。丁度ガスがかかり景色を見ることはできなかった。祠にお参りしテントへ戻る。山荘で購入したジュースで一服。夜は19時くらいからシュラフに潜った。

8日、テントから山荘トイレまで往復15分くらいかかる。極力行きたくないと我慢していたが、早朝とうとう我慢ができずトイレへ起きる。

丁度夜明け時間と重なり朝焼けがきれいに見えた。すっきりとした空の中、周囲の山々がきれいに見えていたが、8時頃になるとガスが沸き上がってきて笠ヶ岳は姿を消した。

 

今日は午後から天気が崩れるはずであるが、笠新道では多数の登山者とすれ違う。杓子平を過ぎ、高度2000をきったくらいから次第に雪も薄くなる。雪は消えても登山道上の石や木の根は濡れており滑りやすい。あと少しで登山口というところでKMさんが木の根に足を滑らせ、ついた手を痛めてしまった。

片手が使えないまま急な登山道を下山。大変疲れたことでしょう。早く良くなることを祈ります。

 

記:MY

大普賢岳から伯母谷覗きの周回

日時:2023年9月」30日(土)

参加者:Mt,Kt,Sr,F,Se,Ms,Y、U, I 9名

コース:和佐又駐車場8:20~~~11:10大普岳岳~~~12:10脇の宿跡

(昼食)~~~13:10伯母谷覗き~~~15:50上谷神社空き地

車を上谷登山口へデポして和佐又駐車場に集合。和佐又キャンプ場には休憩場所には

もったいない立派な建物が建造されていた。大普賢へは笙ノ窟や鉄梯子そして石の鼻の絶壁をみて頂上へ。駐車場の車の数からすれば人に殆ど会わなかった。大峰奥駆け道を通り女人結界の阿弥陀の森から伯母谷覗きへ、絶壁を楽しんで下山。下山時に覗きからの道を尾根道を選んだが、人が殆ど通らないのか、途中で道が消えており、途中のコル辺りから方向を定めて高度約50Mぐらい下降、通常の登山道に合流する。

(Kt)

 

大峰・前鬼川の沢

日時:2023年9月3日(日)

参加者:Sr,Kt,M,F,Se 5e, 5名

コース:前鬼車止め~~~(前鬼川の沢)~~垢離取場~~~小仲坊~~~車止め

まだまだ暑い中、涼を求めて、前鬼ブルーの沢へ、ナメも淵もきれいで、

ゆっくりと沢を楽しみ、前回間違った垢離取場を間違わずに見つけ、沢を終了して

小仲坊へ下山。

(Kt)