奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

プチ大峰奥駆け(釈迦岳~弥山)

日時:2023年11月11日(土)~12日(日)

参加者:Sr、Kt、Se、Y

コース:1日目 太尾登山口7:10~9:10釈迦岳9:35~10:50孔雀覗き

    ~12:30楊子ガ宿小屋~15:40八経岳~16:20弥山小屋(泊)

    2日目 小屋7:00~7:45狼平~8:30頂仙岳~11:50川合

早朝5時に天川村役場に集合、車をデポの為1台で太尾登山口へ向かう。2時間かかって

登山口へ到着、風強く寒いなか準備をして出発。ガスで全く眺望の無い中、黙々と登ってゆく。予定とおり約2時間で釈迦岳に到着、ここからが縦走のスタート。すぐに急激な下り、孔雀を超すまでは岩場があり慎重に進むが風が強く、時々帽子が飛ばされそうになる。岩場には鎖や梯子があり注意していけば問題ないが、想定外の時間がかかり、昭文社の地図タイムでは1時間弱で通過出来るようになっているが、約2時間を要した。

(歩くスピードは普通より少し早めのはずであったが?)孔雀から先も時間を気にしながら早めに歩く。天候は午後は天候回復を期待したが、時々陽がさす程度で曇天の中を進む。仏生岳以降は山腹を歩くことが多く強風からは逃れるが、景色はガスで殆ど見えずであった。縦走路では誰一人会わなかったが、八経岳ではさすが人がみられた。小屋へは思ったより遅く到着、きょうが営業最終日であるが、多勢の泊まり客があった。

夜中に少し星が見れたそうだが、朝から霧雨、早々に弥山神社にお参りして出発。昼までに下山をめざして下るが、雨にぬれた道はずるずると滑り、頂仙岳から下の木の階段は非常に滑りやすく四苦八苦しながら下山。栃尾辻からは昔は天川の村が見下ろせたはずだが、全くみえず、60年前(?)の記憶とは大違い。最後に林道が出現、Yさんが路線バスが走っていたとの話があって、そんな馬鹿な、間違いでしょうとの反論をしていたら、道路の標識に「大峰高野すずかけライン」の文字がありびっくり。!!川合にはほぼ予定とおり到着。初日にちょっとしたハプニングのため洞川でガソリンを調達して太尾へ戻り、帰路へ。

記:Kt