奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

鎌尾根

日時   2024年4月20日(土)

参加者  Kt・M・O

コース  ’宮妻峡キャンプ場駐車場7:40 ~ 9:45水沢岳 ~ 鎌尾根 ~

     11:34鎌が岳12:43 ~ 14:10カズラ滝 ~14:22駐車場

早めに駐車場に着いたのにほぼ満車状態でびっくり。入り口で安全登山アンケートを

していて飴ちゃんとスティックコーヒー頂きました。

長い林道を歩いて水沢岳の登山口から山道に入る。水沢峠までの急登はガレ場や

ザレ場を登って行く。途中、今年初めましてのイワウチワを発見。

しばし休憩して写真タイム。

水沢岳を過ぎるとこれから向かう鎌尾根と鎌ヶ岳が見えている。ザレ場を慎重に

下りアップダウンを繰り返しながら鎌が岳に近づいて行く。青空も広がり入道ヶ岳

綿向き、雨乞、御在所岳鈴鹿の山々が良く見えて気持ちがいい。

山肌はタムシバ、山桜、ミツバツツジなどで春色に色づいている。

鎌ヶ岳からの登山者と沢山すれ違う。鎌ヶ岳から入道ヶ岳を周回する人が多いようだ。

足元にはかわいいハルリンドウがそこかしこに。アカヤシオにはまだ少し早かったよ

うですが少しは咲いていてくれました。

鎌ヶ岳の山頂はやはりたくさんの人・人・人。それでもいつもの岩場でゆっくりお昼

をとることもできて大満足です。

下山はカズラ谷コース。ショウジョウバカマ・イワカガミ・スミレなど楽しみながら

駐車場に戻りました。

                                記録 O

 

 

 

 

 

 

薊岳

日時   2024年4月14日(日)

参加者  Sm・H・Y・M・O

コース  7:40駐車場 ~10:31明神平 ~ 12:10薊岳 ~ 13:33大鏡池 ~

     14:51笹野神社

今日は大又から明神平へ登り、薊岳に回って笹野神社に下りるコースを歩く。

企画を上げてくれたSmさんは今年三回目の薊岳との事。

大又の林道は七滝八壺の手前で通行止めになっているので40分くらい余分に林道歩

きとなる。お天気が良いので歩き出すとすぐに暑くなる。元の駐車場で早速一休み。

何度も通った明神平へのいつもの道。ニリンソウハシリドコロ・ヤマルリソウなど

春の花が咲いている。

明神平手前のつづら折りの道、木々の新芽が出ているかと期待していたのだが、

まだ早かったようだ。もう少ししたら新緑が綺麗だろうな。

明神平ではテントでのんびり日光浴している人がいる。ちょっと暑そう。

私たちは前山まで登ってから休憩。冷たいミカンでのどを潤す。

しばらく進むと左前方に薊岳が見えてきた。

日曜日にしては人が少ないなと思っていたら、薊岳の手前で二組の登山者に会う。

一組は笹野神社から登ってきたと話される。

途中展望の良いところでは大峰の山々が遠くに見えている。

薊岳のピークは狭いので写真を撮った後に痩せ尾根を進み、小屋の尾頭のあたりで

ゆっくりお昼休憩。デザートに甘いパイナップルを頂く。とっても贅沢な気分(^.^)

小屋の尾頭を過ぎると植林帯に入りひたすら下り。登山道から少し左にある大鏡池に

立ち寄る。水は少なくお社がなければ見落としそうな小さな池だった。

植林から林道に出て最後に林道横の小道を下りれば、しだれ桜が満開の笹野神社だ。

デポしてあった車で駐車場まで戻る。 皆様お疲れさまでした。

                                 記録 O

 

 

 

 

      

 

吉野の花見 青根ヶ峰

日時    2024年4月6日(土)

参加者   Kt・Sm・Y・T・Ss・M・O

コース   あきつの小野公園 8:26 ~ 9:47仏ヶ峰 ~ 11:05青根ヶ峰 ~

      奥千本 ~ 上千本 ~ 14:24西行庵 ~ 16:30あきつの小野公園

昨年の秋に紅葉が美しかった奥千本。今年は桜を見に行きます。

あきつの小野公園に集合すると公園の桜が満開!!

もうここで花見にしても良いくらい満開です。

蜻蛉の滝は先日の雨で水量が多いよう。前回と同じく尾根コースを進み、仏ヶ峰

を通って青根ヶ峰に登ります。

青根ヶ峰山頂は狭いのにたくさんの人が登ってくる。吉野側からは来る人は登山の

恰好をしていない人も多い。

奥千本の桜は残念ながらまだ固い蕾であるが、金峰神社まで来ると満開になっている。

見晴しの良いところまで降りて上から眺めれればよいと思っていたけれど、なかなか

良いところがない。どんどんと坂を下りていくので帰りが心配になっていると

「奥千本までバスがあるよ」と天使の囁きが。

それなら大丈夫、安心して下れます。しかし桜も見事ですが人の数もすごい。

上千本のバス停の近くまで歩いて桜を目の前にして弁当を頂く。

吉野の桜は山全体がピンクになって下から見るのがとても綺麗だそうな。

奥千本まではバスで400円なり。楽チンさせてもらいました。

西行庵は秋とは全く雰囲気が違って明るくさっぱりした感じ。

ここは紅葉の時期の方がいいですね。

青根ヶ峰から谷コースで公園に戻りました。

目がピンクになりそうなくらい桜を楽しんだ一日でした。

                               記録 O

 

 

      

 

ミツマタ・鷹ノ巣・仙の石・野登山

日時    2024年3月27日(水)

参加者   T・Kt・Y・O

コース   坂本棚田駐車場7:28 ~ 8:11ミツマタの森 ~ 9:38鷹ノ巣  

      10:29仙の石 ~ 10:03野登山 ~ 14:23駐車場

平日なのに坂本棚田の駐車場は車がいっぱい。皆さんミツマタを見に来ているので

しょうね。花のタイミングは難しく今年は少し早かったようだ。

ミツマタをゆっくり鑑賞した後、一度谷に下りて西側の尾根に取り付き、コンパスを

合わせてP786への尾根に乗る。地図ではあまり急に見えないが結構な急登だ。

所々にバイカオウレンが咲いている。

大滝への分岐を過ぎキレットを抜けるとP786鷹ノ巣です。急峻な岩場なのでこの名

がついたとか。仙鶏尾根に合流して仙の岩へと足を延ばす。

仙の石でゆっくり休憩したら仙鶏尾根に戻り野登山へと進む。

778まで激下りなので野登山への登り返しはわずかなのにとってもしんどく感じる。

車道に上がり野登山へ回り込むと数組の登山者と会う。ブナ林はまだ葉がないので

明るく谷のそばでお昼にする。野登寺の参道のミツマタはまだまだ蕾の状態。

次に来る時はお寺のミツマタ満開の時に来てみたい。

下山は参詣道だった山道と車道が交差していてコンクリート道が足に堪えます。

駐車場に戻ると入りきれなった車が車道に何台も止まってました。団体さんも登っ

ていたし、まるで休日のような賑わいでした。

                                記録 O

 

 

 

 

 

 

大谷山~赤坂山

日時     2024年3月15日・16日

参加者    T・Kt・H・M・O

コース    石庭大谷山登山口7:15 ~ 展望コース分岐 ~ 9:42大谷山 ~

       10:40寒風 ~ 11:26粟柄越11:43 ~ 11:54赤坂山12:13 ~

       13:07ブナの木平 ~ 14:00赤坂山駐車場

3月15日 赤坂山の登山口駐車場に22時頃待ち合わせ。

奈良組・三重組ともにハプニングありましたが無事に駐車場で合流。

駐車場にテントを張り簡単な打ち合わせをして就寝。

3月16日 5時に起床。朝食後にテント撤収し大谷山の石庭登山口に移動。

害獣よけの柵を開け登山開始です。杉林の中の道は良く踏まれていて所々に標識も

あり迷うことはない。杉林を抜け明るい広葉樹林の中落ち葉を踏みしめてゆるゆる

登ります。展望の良い場所に出るとメタセコイヤの並木と琵琶湖が見えている。

しばらくすると深く削られた登山道に雪が残っていて、緩んだたまり雪に足を取ら

れる。雪のない斜面のあちらこちらにイワカガミの群落が見られる。花の時期にきて

みたい。田屋城の分岐辺を過ぎ704m(白石平)で休憩。風が強くなってきた。

展望コース分岐を右にとりマキノの街並みを見下ろすが霞んでいて残念。

大谷山に着くと一気に展望が開けこれから行く赤坂山方面が一望できる。

登り始めは曇りだった空も青空になり、雪で倒されたススキの中を寒風へと歩く。

粟坂越までは適度なアップダウン。遠くに見えていた赤坂山や鉄塔がだんだんと近

づいてきて楽しい稜線だ。

粟坂越で風を避けて昼食をとった後赤坂山へと登る。

赤坂山で地元の人に色々と話を伺う。あと45分でもしかするとブルーインパルスが見

えるかもしれないと聞いたがもうお昼は食べてしまった。

下山途中に大きな音が聞こえたが姿は見えなかった。地元の方も山頂で待っていたが

やはり音だけだったそうだ。

ブナの木平の東屋を過ぎ、階段を下りスキー場の駐車場へと戻る。

スキー場にある温泉でさっぱりし、石庭へ車を回収に行って解散。

企画してくれたTさんはもっと雪があると思っていたといわれるが、高島トレイルの

一部を歩けてとっても楽しめましたよ。

低山だけど冬はたっぷりの雪、春はイワカガミ、イワウチワ、イカリソウなど沢山の

花々。秋はブナ林やすすきの稜線。紅葉の時期はメタセコイヤで大渋滞らしいが、

季節を変えて何度か訪れたい山である。

                                 記録 O

 

 

 

 

 

 

 

台高  木梶山 ~ 伊勢辻周回

日時    2024年3月10日

参加者   Kt・Y・O

コース   キワラ滝駐車場7:45 ~ 9:50木梶山 ~ 10:43馬駈ヶ場 ~

      11:12赤ゾレ池11:56 ~伊勢辻山~ハンシ山 ~ 13:15ハッピノタワ

      14:21駐車場

9日,10日と荒島岳に行く予定であったが、お天気の関係で中止になった。

代わりの山がなかなか思い浮かばず、最近 台高に登っていないのでと木梶山から

赤ゾレの周回となりました。

9日かなり寒く雪模様だったので高見峠の凍結が心配だったが、集合してみると道沿

いにほとんど雪はなくキワラ滝まで入れました。

林道をあまり歩きたくないので木梶山北尾根に取り付く。最初の急登はきついけど

尾根に乗ったら快適な歩き。風は冷たく顔が痛い。標高が上がると霧氷が出迎えて

くれ、青空も見えてきた。昨日降ったはずなのに思ったより雪が少ない。アイゼンも

ワカンも必要なくちょっと残念。モフモフの馬駈ヶ場を期待していたのに。

赤ゾレ池の側でお昼休憩。気温は低く、じっとしていると体が冷えるので早めに切

り上げます。駐車場には3台の車が止まっていたが誰にも会わない。

鳥の声だけの静かな山歩き。

ハッピノタワから林道に戻る。登山口の直ぐ側の林道に大きな落石が。

まだまだ落ちてきそうなので注意しながら林道をテクテク駐車場へと戻る。

                                記録  O

 

 

 

 

 

 

 

湖南アルプス 鶏冠山~竜王山

日時    2024年3月3日(日)

参加者   Kt・Y・O

コース   一丈野駐車場8:26 ~ 10:30鶏冠山 ~ 10:30天狗岩11:00

      ~ 11:40狛坂磨崖仏 ~ 12:25竜王山13:00 ~14:45 駐車場

南アルプスの一部、鶏冠山から天狗岩を歩きます。

駐車場でハイキングマップもらいまずは鶏冠山へ。

脇道が沢山あるようで、地形図を見るよりマップのほうがわかりやすそう。

しっかり整備されていてコールポイントが沢山設置されています。

樹林帯を登った先にある鶏冠山はほとんど見晴しなしです。

天狗岩の方に進んでいくと足元がザレてきてすべりやすくなる。

次々にいろんな形の大きな岩が現れ、飽きることなく歩けます。

天狗岩の上では琵琶湖と雪をかぶった比良の山々が良く見えてます。

岩々の間をアップダウンを繰り返し白石峰から狛坂磨崖仏へと向かう。

平安時代に刻まれたという磨崖仏に手を合わせ白石峰へと登り返す。

時間があるので竜王山へと足を延ばすことにする。

竜王山山頂手前のお社のある広場でお昼休憩。

耳岩まで戻り天狗岩線のルートで駐車場へと戻る。

下山途中、山の中や川沿いにキャンプ場があったので駐車場管理の方に聞いてみる

と、有料の場所と無料の場所があるらしい。駐車場も今の時期は平日無料で土日・

祝日が500円。プチアルプスの周回とっても楽しめました。

                               記録 O