奈良岳志会の山行記録

奈良県の山岳会、奈良岳志会の山行記録です。

天狗倉山と尾鷲道周回の2日間

日時   2024年1月6日~1月7日

参加者  Kt・Tm・Mn・O

コース  1月6日 9:45紀北町登山口~10:40馬越峠~11:05天狗倉山11:45~

         12:20おちょぼ岩12:55~13:30天狗倉山~14:23尾鷲登山口

新年明けて、久々の鈴鹿でのテント泊の予定。が、まったく雪がない様子なので

それなら暖かい三重南部にしましょうと急遽変更になりました。

7時半に道の駅海山に集合。熊野古道の一つである馬越峠から天狗倉山・おちょぼ岩

へと足を延ばします。

尾鷲桧と羊歯に囲まれた石畳をゆっくりと登り、まずは馬越峠

展望はあまりないのですが、茶屋後に休憩用にベンチが置かれています。

ここから熊野古道を離れて大岩のある天狗倉山を目指します。結構な急登でぽかぽか

天気なので汗を拭きつつ山頂へ。山頂には修験者の役行者が祀られた祠があります。

大岩に架けられた鉄はしごを登って岩の上でお昼。目の前は尾鷲湾と八鬼山。西側に

は大台ケ原とパノラマビュー。

大岩から東の尾根を小さなアップダウンを繰り返しながらおちょぼ岩へ。

ここは汽水湖である白石湖とリアス海岸の南伊勢の方まで見渡せる絶景ポイント。

下山は天狗倉山から馬越峠に戻り古道を尾鷲側に下ります。尾鷲方面は自然林で春に

は桜も楽しめます。デポしてあった車で登山口に戻り、今日のテント場へ移動。

銚子川の林道沿いでテントを張りお夕飯はお鍋。コロナになってからテントでも個食

が多かったので本当に久々のお鍋で楽しく、おいしく頂きました。

 

1月7日 橡山林道ゲート前8:30~9:20越森谷登山口~10:48木組峠~11:38中ノ嶺~

    12:12龍辻12:55~13:32地蔵峠~14:12林道ゲート

7時半テントを片付け、Tmさんのジムニーに乗り込み橡山林道でゲート前まで移動

。水無峠からのダート道は荒れていてパンクが怖い。Tmさん運転ありがとうござい

ます。尾鷲道を左周りで周回するのでゲートから林道終点まで歩きます。

腰森谷登山口から光山への分岐までの急登を上がり、尾根を西に進むと尾鷲道に合流

します。春にはシロヤシオが沢山咲いている尾鷲道。今日は雪をかぶった大峰が良く

見えてます。

木組峠の標識から山腹道ではなく尾根道を登って行くと、大台ケ原を一望できる

展望所がありゆっくり休憩したいのですが、冷たい風が強く先へ進みます。

ここから龍辻までは結構なアップダウン。本日の最高峰は中ノ嶺だがピークは狭い。

龍辻に着くと尾鷲湾と昨日登った天狗倉山がよく見えています。

斜面の向きが違うので風も当たらずゆっくり休憩できました。

地蔵峠へ降り林道を戻る途中でちょっと寄り道して峠のお地蔵様にお参り。

14時12分ゲート前に着。ジムニーでテント場に戻り解散です。

皆様2日間ありがとうございました。

                              記録 O

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年台高・白髭岳

日時  2023年12月16日

コース  東谷出会い~~~神の谷分岐~~小白髭~~頂上手前

参加者  Kt, F, Mn

今年最後の山行だが、3名の少人数となった。朝から強風でスタート地点の東谷出会いでは風の音が響いており、心が折れそうである。いつ頃出来たのか、谷の入り口には赤いゲートができていた。何年ぶりか?谷筋を歩き始めるが、思いのほか道は荒れている、谷を渡る登山口の看板はまだあったが、尾根筋へ上がる急斜面はやはり結構あれており、落ち葉と併せてルートが一部隠れたりしており、上る人が少なくなったかなと感じる。途中の水場は昔通り、尾根まではやっぱりきつい斜面。尾根筋からは、強風と時々雪が舞い,耐寒訓練そのものである、小白髭までも岩場混じりの急斜面もあり、小白髭岳から先は雪も薄っすら斜面についており、下りを考えると、アイゼン無しでは、少し危険も感じたので、白髭岳頂上を踏まず、手前でUターンして下山。

記:Kt

 





 

2023 納山会

日時    2023年12月2日~3日

参加者   H会長・Kt・Ⅰy・Sm・H・Y・My・T・Ss・Mn

      Ke・U・Ia・O

場所    12月2日  清流の里ぬくみ泊

      12月3日  三峰山 

今年も「清流の里ぬくみ」のバンガローで納山会が開かれました。

新しい会員も参加されて14名の大人数となり、室内とテラスのBBQ台を使用。

メニューも昨年と同じくおでんと焼き物、各自持ち寄りのアルコールとおつまみ。

昔の話、今後行きたい山など話は尽きることなく楽しみました。

Sさんがお米を持ってきてくれたので初めてお米を炊き、朝食とおにぎりにして山

での行動食に美味しくいただきました。

12月3日ゆっくりと起きだし御杖に移動。

9時15分駐車場を出発。山行は12名の参加です。

昨年と逆回りの登り尾コースから登ります。朝は快晴だったのに、だんだんと

曇ってきて避難小屋に着いた頃には雪まで降り出すではないですか。

「朝晴れてたのに、何で雪~」と言いながら防寒着を着て小屋を出ます。

11時30分頂上に着くころに雪はやみましたが、やはり風は冷たく曇り空。

寒いので休憩は避難小屋と考えて八丁平へ降りると、なんと急にお天気が回復して

きて青空に‼ 馬酔木の木の陰で風をよけてお昼休憩をとることができて大満足。

12時15分下りは不動滝コース。

一年ぶりに見る不動滝の小屋が綺麗になっていました。

13時37分駐車場着。今後の山行予定を話し合って解散となりました。

来年も皆様とたくさんの山に行けますように。           

                               記録 O


  

台高・馬の鞍峰

日時:2023年11月19日(日)

参加者:Kt,M,TE,F

コース 三ノ公登山口8:10~~カクシ平9:30~~11:10馬の鞍峰~~

    ~~(尾根筋で昼食)~~~14:10登山口

18日からの弥山川が土曜日の天候不良で中止、急遽日帰りで馬の鞍峰に変更。登山口かカクシ平までの道は比較的整備はされているが、一部の梯子は劣化で渡るのがヒヤヒヤである。カクシ平から先は落ち葉で道が隠れた急斜面を登っていく。

風は思った程でも無く、日差しもあり陽だまりは暖かさも感じられる1日であった。



 

 

青根ヶ峰・紅葉の西行庵  

日時     2023年11月25日(土)

参加者    Kt・Sm・H・Ss・O

コース    あきつの小野公園8:28~8:36蜻蛉の滝~9:50仏ヶ峰~

       10:50青根ヶ峰11:04~11:32西行庵~11:50金峰神社12:30~

       12:55青根ヶ峰~14:38あきつの小野公園

天気予報では寒波が降りてきているとの事。冬に向けて耐寒トレーニングをしま

しょうと大峰に集まったのでけど、思ったより寒くない。でも山の上はきっと風

が強くて寒いだろうと防寒着を持って公園をスタート。行きは尾根コースを選択。

蜻蛉の滝は大きくすぐそばに作られたテラスからは写真に納まらない。

登り始めは石で作られた急な階段が続き、途中落石で手すりも崩れています。

役の行者が大峰山の開山前に修行をしたという聖天岩屋を過ぎ、仏ヶ峰へと進む。

尾根に乗ると傾斜は緩やかになり、踏み跡もはっきりしていると思っていたら、

道幅がだんだん広くなり車の轍まであります。ほどなく車道に合流し、車道を渡って

階段を登っていくと858m青根ヶ峰到着。

奥駆け道を金峰神社へと歩いているとだんだん人が多くなってきます。

吉野山の奥千本のようで桜の植樹もされており春に訪れるのが楽しみです。

西行庵の紅葉は本当に見事でとってもいい雰囲気。

金峰神社の休憩所でお昼にしました。Smさんがお餅入りのぜんざいを作ってくれて

美味しく頂きました。

青根ヶ峰まで戻って帰りは谷コース。急なところもなく2時間ほどで公園に到着。

お天気が悪くなる前に下山でき、晩秋の快適な山行になりました。

                             記録 O

プチ大峰奥駆け(釈迦岳~弥山)

日時:2023年11月11日(土)~12日(日)

参加者:Sr、Kt、Se、Y

コース:1日目 太尾登山口7:10~9:10釈迦岳9:35~10:50孔雀覗き

    ~12:30楊子ガ宿小屋~15:40八経岳~16:20弥山小屋(泊)

    2日目 小屋7:00~7:45狼平~8:30頂仙岳~11:50川合

早朝5時に天川村役場に集合、車をデポの為1台で太尾登山口へ向かう。2時間かかって

登山口へ到着、風強く寒いなか準備をして出発。ガスで全く眺望の無い中、黙々と登ってゆく。予定とおり約2時間で釈迦岳に到着、ここからが縦走のスタート。すぐに急激な下り、孔雀を超すまでは岩場があり慎重に進むが風が強く、時々帽子が飛ばされそうになる。岩場には鎖や梯子があり注意していけば問題ないが、想定外の時間がかかり、昭文社の地図タイムでは1時間弱で通過出来るようになっているが、約2時間を要した。

(歩くスピードは普通より少し早めのはずであったが?)孔雀から先も時間を気にしながら早めに歩く。天候は午後は天候回復を期待したが、時々陽がさす程度で曇天の中を進む。仏生岳以降は山腹を歩くことが多く強風からは逃れるが、景色はガスで殆ど見えずであった。縦走路では誰一人会わなかったが、八経岳ではさすが人がみられた。小屋へは思ったより遅く到着、きょうが営業最終日であるが、多勢の泊まり客があった。

夜中に少し星が見れたそうだが、朝から霧雨、早々に弥山神社にお参りして出発。昼までに下山をめざして下るが、雨にぬれた道はずるずると滑り、頂仙岳から下の木の階段は非常に滑りやすく四苦八苦しながら下山。栃尾辻からは昔は天川の村が見下ろせたはずだが、全くみえず、60年前(?)の記憶とは大違い。最後に林道が出現、Yさんが路線バスが走っていたとの話があって、そんな馬鹿な、間違いでしょうとの反論をしていたら、道路の標識に「大峰高野すずかけライン」の文字がありびっくり。!!川合にはほぼ予定とおり到着。初日にちょっとしたハプニングのため洞川でガソリンを調達して太尾へ戻り、帰路へ。

記:Kt

 

 

 

トサカ尾~鉄山

日時     2023年10月28日(土)

参加者    Kt・M・Y・U・I・O

コース    川迫川トイレ前7:53→8:05川迫ダム→11:32迷い岳→

       14:00鉄山 → 16:19大川口

 

大川口に車を2台デポして川迫ダム近くのトイレ前に集合して出発。川迫ダム

まで河原を歩く。水は右岸に少し流れているだけで、ダム手前で一か所渡渉

するだけでよかった。ダム施設の裏にある急な階段を登り終えると左手に尾根

へと続く登山道がある。尾根に乗るまではひたすら急登で息は上がるし汗かく

しすでにヘトヘト。

尾根を登り始めてすぐにキレットを降りる。二か所ロープがかけられているが、

新しいロープが懸かっている右側は降りる所が切れ落ちているので、左側のロープ

を使って下降する。こちらは手や足をかけるところが程よくあり全員無事通過。

トサカ尾の尾根は大きな岩が多く、岩を巻いたりよじ登ったりしながら高度を上げる。

迷ケ岳は苔むして倒木も多く広尾根なので道がはっきりしない。

コンパスを合わせながら香精山の下1700mラインを鉄山へトラバース。

ガスも晴れて大峰の山々が秋色に染まっています。

鉄山からの下山は木の根っこだらけの激下り。疲れた足で転ばないよう慎重に下山

しました。陽が落ちる前に大川口に着き、デポした車でトイレ前に移動し解散。

皆さまお疲れさまでした。

                                 記録 O